高次脳機能について
高次脳機能とは
私たちが生活のなかで見たり聴いたり触ったりしたときに感じる様々な刺激を学習したり、知識や経験から状況を判断したりしています。また、感情や意思のコントロールなど情緒機能も担っています。
事故や脳梗塞などで、脳に損傷が起きた時に現れる以下のような症状が高次脳機能障害といわれ、「目に見えない障害」「隠れた障害」と呼ばれることもあります。
事故や脳梗塞などで、脳に損傷が起きた時に現れる以下のような症状が高次脳機能障害といわれ、「目に見えない障害」「隠れた障害」と呼ばれることもあります。
記憶障害
物事を思い出しにくくなったり、新しいことを覚えにくくなります。
例えば…物の置き場所やひとの名前を忘れてしまったり、何度も同じ質問を繰り返したりします。
例えば…物の置き場所やひとの名前を忘れてしまったり、何度も同じ質問を繰り返したりします。
注意機能障害
気が散りやすく、集中することができなくなります。
例えば…ぼんやりとミスをすることが多かったり、2つ以上のことを同時におこなうと混乱したりします。
例えば…ぼんやりとミスをすることが多かったり、2つ以上のことを同時におこなうと混乱したりします。
遂行機能障害
物事を計画立てて行動することができなくなります。
例えば…行き当たりばったりな行動をとってしまったり、指示をもらわないと何もできなくなったりします。
例えば…行き当たりばったりな行動をとってしまったり、指示をもらわないと何もできなくなったりします。
社会的行動障害
行動や言動、感情を状況に合わせてコントロールできなくなります。
例えば…ささいなことで怒りやすくなったり、ガマンがきかなくなったりします。
例えば…ささいなことで怒りやすくなったり、ガマンがきかなくなったりします。
失語症について
いったん学習した言葉(言語知識)が脳卒中など何らかの理由による脳の変化で障害された状態を失語といいます。
失語症では、個人差などがありますが『話す・聞く・読む・書く』のすべての能力が低下します。
例えば・・・
・伝えたいことが文字や言葉であらわせられない
・ひとが何を言っているのかがわからない
・伝えられているつもりでも聞いている人が理解できない
失語症では、個人差などがありますが『話す・聞く・読む・書く』のすべての能力が低下します。
例えば・・・
・伝えたいことが文字や言葉であらわせられない
・ひとが何を言っているのかがわからない
・伝えられているつもりでも聞いている人が理解できない
上記障害でお困りの方へ
当クリニックでは高次脳機能障害や失語症に対して専門職による評価やリハビリテーションを行っています。お気軽にご相談ください。